「包茎が治れば早漏も治る」はウソだった!?

「包茎が治れば早漏も治る」はウソだった!?

 

包茎を改善すれば早漏も改善するという噂もありますが、
それは真実なのでしょうか。
ここでは、早漏と包茎の繋がりについて解説していきます。

 

 

包茎を治すと早漏も治るのか?

 

包茎手術で早漏も改善するという説の根拠としては、
主に以下のものがあります。

 

  • 皮がかぶっていると亀頭が過敏になるので早漏に陥りやすい
  • だから包茎を改善すれば、早漏も治る

という論調であり、確かに一理あるように思えるかもしれません。

 

 

・・・ですが、包茎でも早漏で悩んでいない男性もたくさんいますよね。

 

国内男性のおよそ70%は(仮性)包茎であると見られています。

 

ですから、包茎だと高確率で早漏になってしまうというのであれば、
国内男性の軽く半数以上は早漏であると言えてしまいます。

 

ですが、そのようなデータは存在しません。

 

結論を言ってしまえば「包茎が改善すれば早漏も改善する」という説には、
科学的根拠は一切ありません。

 

実際、包茎を改善したからといって亀頭が刺激に強くなるわけではありません。

 

包茎手術を行えば亀頭は露出するわけですが、
その瞬間に亀頭が強くなるような事は当然ないわけです。

 

亀頭が露出して、その上で亀頭を強くする訓練を行えば、
亀頭の過敏さも改善される事でしょう。

 

ですが、その「亀頭の訓練」というのは包茎の方でも問題なく行えます。
ですから「早漏を改善したいから、包茎手術を行う」という考え方は非常にナンセンスです。

 

 

包茎手術のリスク

 

 

そして、色々な危険性が包茎手術にはあります。

 

早漏が酷くなる場合もある

 

包茎手術が原因でむしろ早漏が酷くなってしまう恐れもあります。

 

なぜなら、これまで亀頭をガードしてくれていた包皮が無くなる事によって、
亀頭が直接刺激を受けるようになってしまうからです。

 

ことに、カントン包茎・真性包茎の方が包茎手術を受けると、
そのような事態になりやすいと言われています。

 

手術自体が失敗する場合もある

 

また、包茎手術は比較的失敗しやすい手術です。

 

実際、

  • 裏筋が切れてしまう
  • 痛みが消えなくなる
  • 被手術部分の色が明らかに変わる
  • 傷が残る

等の失敗例が多いです。

 

医療ミスがあれば、大変悲惨なことになってしまいます。

 

 

包茎手術はむやみに行うべきではない

 

 

早漏を治す作用は包茎手術にはありません。
手術でミスをされてしまう恐れがありますし、
そうでなくても早漏がむしろ酷くなってしまう可能性もあります。

 

クリニック等の「早漏は治すべき!」という誘導には、
なかなか凄まじいものがありますが、
むやみに手術を行わないようにしましょう。

 

 

「切ってはいけません!〜日本人が知らない包茎の真実〜」という本
(泌尿器科のドクターである石川英二さんの本)では、以下のように記述されています。

 

早漏の改善というのは、包皮切除を勧める理由のひとつになっているけれど、

根拠があるとは思えない。仮性包茎の人がかならずしも早漏だってわけじゃないからね。
じっさい、包茎の手術をうけたら、かえって早漏になったという患者さんもいる。
包茎の手術を勧める記事や日本の広告には、たいてい、
女性に迷惑をかけないためとか、よりよいセックスをするためにも手術は必要です、
なんてうたい文句がのっている。でもそれはどこまで信頼できるのか、
どういう研究にもとづいて書かれた文言なのか、熟考してみる必要がある。

 

石川さんも「包茎を改善する事の意味として騒がれているものには、
医学的根拠が伴っていないし、早漏と包茎の繋がりに関して非常に疑わしい」と語っています。

 

 

危険な手術をする前に、冷静になりましょう。

 

早漏を改善する手段はたくさんありますから、
あえて意味のない手術をする必要は全くありません。